お酒は偉大

あるときその仲間がこっそりと彼女を作ったのです。飲みに誘っても彼女に会うからと言って誘いに乗ってくれない。なんだか僕はつまらなくなったのです。ほら、自分には彼女がいませんでしたから。
仲間に飲みに行くのを断られた夜、僕はなんだか急に彼女が欲しくなってしまい、中学校の同級生で、比較的仲の良かった女の子の電話番号をメモして、駅前の居酒屋へ一人で入りました。すぐに電話すればいい話なのですが、やっぱり勇気がない。居酒屋でお酒を引っ掛ければ勇気が湧いてくるかも、と考えたのです。
カウンター席に座り、立て続けに中ジョッキを二杯飲み干しました。「よし」僕は席を立ち、お店の電話から彼女にかけたのです。「これから飲みに行かない?」それだけ言って、彼女の反応を窺ってみました。答えはOKです。僕はすぐに待ち合わせ場所だった駅へ向かいました。
結果、僕は見事彼女をつくることに成功したのです。お酒、様々ですね。